進行中の研究プロジェクト

 

1「グローバルな移動と仕事」

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「若者はいかにキャリアを求めて日本からパリ、ロンドン、ニューヨークへと移動するのか?」

「欧米でいかにして日本人は”成功”できるのか?」

レストラン業界、ファッション業界で働く若者のケースを例に、上記の点を明らかにしようと調査しています。

社会学的には次の観点からエスノグラフィー調査を行っています。
1. トランスナショナルな人の移動とメディア
2. グローバルな産業の「界」
3. 人種・エスニシティ、ネイション、ジェンダー

(2012-2015年度 科研費 基盤研究(C))(2017年度 アサヒグループ学術振興財団学術研究助成)


 2 「仕事と育児をめぐる意識と交渉」

「未就学児の親たちはどのように働きながら子育てをしているのか?」

未就学児の子育て世帯を対象にエスノグラフィー調査を行っています。仕事と育児の両立、家事育児分担、幼児教育について、長期間に渡る参与観察とインタビューを実施中(東京大学大学院教育学研究科・額賀美紗子研究室との共同研究、発達保育実践政策学センター 2017~18年度 関連SEED研究プロジェクト「共働き家族における仕事と子育て」)。


 3 「若者の消費行動のエスノグラフィー」

ゼミの教育活動として、日常生活や消費行動、メディア利用の実態を明らかにするための産学共同研究プロジェクトを実施しています。

エスノグラファーを育成するためのトレーニング・教育方法の考案・実践を行っています。

(電通と明治大藤田ゼミとの産学共同研究プロジェクトHP ethno idea lab

 


過去の主な研究プロジェクト
「創造産業で働く人のトランスナショナルな移動」

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「なぜ日本のクリエーターたちは、欧米都市に移住するようになったのか?」
「ナショナルなアイデンティティをどのように交渉・再構築するのか?」

日本と海外を移動する現代アーティスト、ファッション・デザイナー、プロダクト・デザイナーにインタビューを実施。

◆最新の研究成果は次の論文をご覧ください。
– 「欧米都市における文化生産と日本らしさの構築――ファッション、デザイン、アートの制作者のエスノグラフィー」『社会学評論』64号, 2013/03 査読有り pdf
– “Fabricating Japaneseness?: The Identity Politics of Young Japanese Designers and Artists in Global Cities,” International Journal of Japanese Sociology, Vol.20, 2011/10 査読有り link

(2009-2012年度 科研費 若手研究 (B))


「文化移民」

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「なぜ多くの若者たちが、アーティストとして「成功」するためにニューヨークやロンドンへ渡るようになったのか?」
「移住後、「日本人」としてのアイデンティティをどのように交渉するのか?」

芸術や大衆文化に関わる活動を目的に多数の若者がニューヨークとロンドン欧米都市に移動している現象に注目し、この若者たちを「文化移民(cultural migrants)」と名づけ、2003年から5年間に渡って3都市で参与観察とインタビューを行ないました。

この研究成果は、ロンドン大学に提出した博士論文(2006年)、著書『文化移民』(新曜社、2008年)、Cultural Migrants from Japan (Lexington Books, 2009年) や論文として発表しました。
本の詳細 click here

フィールドワークの写真
上から、東京の調理場、ロンドンのアトリエ、NYのクラブ © Yuiko Fujita