エスノグラフィー調査「家庭の夕食をどのように調査するのか」

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電通+藤田ゼミ産学共同研究プロジェクト ethno idea lab (執筆担当:商学部3年 高橋ルイ)

1人暮らしの大学生に続き、「大学生の子どもを持つ家庭の食卓」について調査しました。

家庭の食卓班の調査の流れは以下の通りです。この調査にあたってのポイントがあります。

観察は繰り返すこと
観察の初期では、「写真を撮られるから」「記録に残るから」という理由から調査対象者が張り切ってしまう場合があります。その家庭の“日常”を観察するためにも、繰り返しの訪問で慣れてもらいましょう。

観察後、すぐにフィールドノーツを清書
メモ書きは観察を終えた直後にやりましょう。時間が空けば空くほど、内容を忘れます。
「大学生の子どもを持つ家庭の食卓」の特徴

食卓班では16の家庭を調査しました。そこでわかった共通点をいくつかあげてみます。

①父親はホワイトカラー
→平日は仕事、土日は休みが基本

②母親も共働きやパート等をしている家庭が多く、専業主婦の方が少数派
→日中は母親も外に出ている

③寝る時間は一緒(特に両親)だが、起きる時間はバラバラ
→晩御飯は一緒に食べるが、朝ごはんを共にすることは少ない

④大学生の子供はバイトしている
→バイトによっては「まかない」で晩御飯を済ます学生が半数近く

この食卓班の調査は当初、朝ごはんや昼ごはんにもスポットを当てていく予定でしたが、共通点③のように朝ごはんは「個人で済ます」「食べない」という家庭があり、現段階では“夜ご飯”が主な調査対象と成っています。

Tさんの家庭の献立(上)

牛肉ステーキ
トマトとキャベツのサラダ
枝豆
赤ワイン

Sさんの家庭の献立(上)

サラダ
冷奴
お味噌汁
ハンバーグ&ナポリタン
お味噌汁
白米

Hさんの家庭の献立(上)

ゴーヤチャンプル
マグロ刺身
ホタルイカの刺身
鳥ささみサラダ
赤飯
一人暮らしの食事と比較しても、品数が多く、バランスも意識されている献立と言えます。

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